VesuvioからColumbusを渡り、Toscaの隣にあるWilliam Saroyan Placeという短い行き止まりの路地を探す。奥にあるSpecs’ Twelve Adler Museum Cafeは、元商船乗務員のRichard “Specs” Simmonsが1968年にオープンしたバーだ。
名前の「museum」は、この空間そのものを指している。壁とケースには、海洋美術品、労働組合のバナー、スクリムシャー、紙幣、鯨の髭の一部、そして常連の船員と沖仲仕が何十年もかけて持ち込んだ品々が置かれている。Specsは2016年に亡くなるまでバーを経営しており、現在も同じ名前と装飾で営業が続いている。
バーは午後遅くにオープンする。夕方が混む前の時間帯が店内を見やすい。ビール、ウイスキー、会話が中心で、チーズとクラッカーのトレイ以外に食べ物はない。